むさこそブログ

武蔵野市で子どもを育てる共働き夫婦のお話

乳児湿疹が出たのでこうした!娘の場合

妻です。

産後はじめて経験する赤ちゃんの身体のトラブルというと、乳児湿疹があるのではないでしょうか。

我が家も例にもれず、1ヶ月を過ぎたあたりから顔にポツポツとした湿疹が出来てきました。大人の湿疹ならなんてことないのに、どうして赤ちゃんは湿疹が出るだけでもこんなに心配になるんでしょうね。

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 乳児湿疹とは?

乳児湿疹は肌トラブルの総称で、「新生児ニキビ」「脂漏性湿疹」「乾燥性湿疹」があります。母体のホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになる産後すぐにあらわれるのが「新生児ニキビ」と「脂漏性湿疹」で、乾燥に弱くなる3ヶ月頃からあらわれるのが「乾燥性湿疹」だそうです。

症状としてはざっくり、

「新生児ニキビ」:赤いポツポツ

「脂漏性湿疹」:黄色いかさぶた

「乾燥性湿疹」:粉ふき・ひび割れ

と私は理解しています。

詳しくは、こちらをご参照ください。

乳児湿疹とは?赤ちゃんの顔のブツブツをケア!いつまで続くの? - こそだてハック

 

娘の場合

ここまでは一般論として、娘の症状はこんな感じでした。

生後29日まで:肌トラブルなし。すべすべ。

生後30日:眉間やあごに赤いぷつぷつとしたものができ始める。まだ7・8個くらい。

生後31日:頭皮や頬にも出始めるけど、まだ出ていない箇所の方が多い。15個くらい。

生後35日:ぷつぷつは相変わらずなものの、頬が全体的にざらざらしてくる。

生後40日:耳たぶやまゆ、頭皮に黄色いかさぶたが目立ち始める。顔全体から肩口にかけて無数にぷつぷつが出ている。

生後45日:掻いたのか、耳たぶの付け根が切れてしまったことと、心配が限界にきていたため小児科に連れて行く。

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小児科では、

「プロペト」:調剤に用いる薬皮膚を保護する薬

亜鉛華軟膏「ホエイ」」:炎症を抑える薬皮膚を保護する薬

というスタンダードな塗り薬をミックスして処方してもらい、朝と夜に塗りました。

塗った直後からかなり調子がよくなってき、10日後の生後55日にはほぼ湿疹がなくなりました。これが薬によるものなのか、ホルモンの影響による皮脂の分泌が抑えられたからかはタイミング的に不明ですが、今生後70日頃で、たまに思い出したようにぷつぷつが出ますが、薬を塗って一晩すると綺麗になっています。

心配だったこと

乳児湿疹、見ているこっちが辛くなるほどかゆそうですよね。少しよくなったと思ったらまた違うところに出来たり、減ったと思ったら数時間後に出ていたりとか…。

今はよくなってきており一安心ですが、乳児湿疹で悩んでいるときの鉄則を忘れないようにメモしておきたいと思います。

  • とにかく「清潔」「保湿」!

まずできることは皮膚を清潔に保ち、保湿すること。ソープでしっかりと洗い、すすぎもしっかりとします。そのあとは保湿をしっかりと。

私は朝に濡れガーゼで顔を拭くことと、ピジョンの「全身泡ソープ」「ももの葉ローション」「ミルクローション」の3種を使ってケアしていました。が、処方された薬はかなりもったりした軟膏で、夏でも重いくらいのクリームでしっかりと保湿した方が治りがよかったのかもしれませんね。 

今は、顔には処方された軟膏、あせもと思われる箇所に「ももの葉ローション」、全身の保湿に「ミルクローション」と使い分けしています。

 

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  •  ネットで調べすぎない!

一般的な症状や対処法を検索するのはいいですが、掲示板などで写真を貼って、「これは大丈夫ですか?」「アトピーじゃないでしょうか?」「受診すべきでしょうか?」などの相談をされているのをたくさん見かけました。それに対して「大丈夫です。」や「普通じゃありません。すぐに受診してください。」「ステロイドを処方されるだけなので、病院にはかからず様子を見ましょう。」など、かなり色々な返事がつきます。結局混乱しますし、不安になりますよね。

自分の中で受診の目安を決めて、それにひっかかったら受診するという基準をもっておくといいかもしれません。ちなみに産院退院時に教わった受診の目安は「ジクジクする」「赤みがひどくなったり、かさぶたが広がる」でした。正直、判断が難しいですよね。かゆそうに顔を掻くように見えて、ただ眠いだけ(眠いと顔回りをこすることがあるそうです)ということもありますし…。娘の場合、耳たぶの切れたところがただれたようになっていたので受診しましたが、よくあるトラブル&大したことがなかったのか、上記のスタンダードな軟膏を処方されておしまいでした。

皮膚科と小児科どっちがいい?

娘は小児科で受診しました。相談した友人は皮膚科を受診したそうです。よくあるトラブルでしょうし、どちらにかかっても問題はないと思います。

私が小児科を選んだ理由は、病院の下見のためです。よく近場の小児科と耳鼻科はいいとこ探しときなさい!と言われますが、用もないのに病院に出入りすることはできませんよね。そうはいっても、2ヶ月になると予防接種が始まり、どこかの小児科へいかなければなりません。その前にちょうどいい下見になると思いました。

「待合室はどんな感じなのか?」「先生や受付のスタッフやどんな感じなのか?」気になりますよね。初めての試練である予防接種、相性のいい先生にお願いしたかったので、正直病院にかかる程度の湿疹ではないとも思ったのですが、下見を兼ねて受診してみました。結果、『効果の出る薬を処方してもらえる』『先生に診てもらうことで心配が解消される』『病院の下見ができる』『予防接種のときも勝手がわかる病院で安心できる』の一石四鳥でした。もちろん、皮膚トラブルは皮膚科で診てもらいたい!という考え方もその通りですし、その方が安心できるようでしたらそちらを選択する方がベターだと思います。

 

とにかくネットで調べて不安になるくらいだったら、私は思い切って病院に連れて行ってしまうことをお勧めします。

 

それでは!